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北星学園生協をめぐる、のほほんなブログ。旬の生協情報、極私的情報もお届けします。




2013年10月27日日曜日

生協今昔物語(10)

大原です。

今夜も鳥取です。
と、鳥取から投稿したつもりでしたが(すでに帰札しています)、どうもうまく投稿できていないと思い、再投稿します。

さて、あの頃の生協を振り返るシリーズ10回目。
今日は書籍コーナーのあの頃です。
写真は1986年7月2日に撮影されたものです。
すでに新大学会館に移転しましたので、何もかもキレイです。


新しい大学会館の書籍コーナー

この写真、雑誌そのものよりも、雑誌を立ち読みする男子学生2名に目がいってしまいます。どうしてかといえば、いかにもその当時の大学生の服装だから。
かくいう私も、似たようなセーター着てました(今でも着てますが何か?)。
7月2日の撮影とのことですが、肌寒い日だったのでしょうか。
それにしても広々している感じがしますね。

ところで、かつて図書利用券がありました。

いかにも手作り感漂う図書利用券

この利用券、どのように使われていたのかといえば、本の価格100円で5円券がもらえたそうです。たとえば300円の文庫本を買うと15円分の利用券がもらえます。この利用券を500円分集めると、500円相当の本を買うことができたといいます(書籍担当者談)。

また、この利用券システムは、北星生協だけではなく、全道の大学生協共通だったようです。
古くから大学生協を利用していたある親しい教員(私より若く本好き)によれば、「もちろん集めてましたよ」とのこと。本は値引きされませんし、専門書となると高価ですので、この図書利用券はありがたかったでしょう。

この後、図書利用券はスタンプカード方式に変わり、そして現在は、ICプリカにポイントが貯まる方式に変わりましたが、基本的に5%の「割引相当」というのは、昔も今も変わっていないようです。
ところで、図書利用券は本を買わないともらえないので、「本には無関係」という人はその存在を知らないで卒業したかもしれません。でも、北星の学生さんだもの、そんな人、いませんよね。(笑)


※ここで紹介している写真は、『写真集 北星学園大学50年』を編集するために収集した写真のうち、生協に関する写真の提供を受けたものです。

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